ブックタイトル東プロだよりNO398

概要

東プロだよりNO398

6 No.398業界情報 Industry information　キーポイントインテリジェンスは、11月14日、東京コンファレンスセンター・品川で「プロダクションデジタル印刷／POD市場コンファレンス2018」を開催し、世界のプロダクションデジタル印刷市場の動向を解説しました。　それによると、印刷及び紙メディア市場は2011年から2014年にかけて下降傾向を辿っていたものの、2014年には下げ止まった感があるとしています。一方、印刷業務関わる事業者数や従業員数は減少し、売上維持のために効率アップをする必要に迫られている状況だと分析しました。　なお、POD（Print On Demand）市場についてシステムの出荷台数の推移をみると、2017年は前年比でライトプロダクション（A4もしくはレターサイズ時：１月当り最大生産枚数 101～300k）と、マックスプロダクション（同 10M以上）は増加し、ミッドプロダクション（同 301～999k）、ハイプロダクション（同 1.0～1.89M）、ヘビープロダクション（同1.9～10M）は減少しました。　しかし、2017年から2022年にかけての予測では、印刷の効率を上げることが重要になっていることや、ライトプロダクション導入企業がシステムをアップグレード化するニーズが期待でき、ミッドプロダクションは盛り返すと見込んでいます。　市場全体としては、各システムともカラー機とモノクロ機では動きが異なり、カラー機は増加し、モノクロ機は減少しています。さらに新興国での出荷台数は伸び、今後も期待できる市場であると注目しています。世界のデジタル印刷機市場カラーを中心に市場拡大「キーポイントインテリジェンス資料から」c KeypointIntelligence16|The Global POD MarketColorplacements 2017?Max Production = 514engines?Heavy Production = 1,023units?High Production = 1,811units?Mid Production = 11,249units?Light 39,718 unitsLight Production =Heavy ProductionMid-ProductionLight ProductionOffice -Production OverlapPOD Global Production Print Forecast: 2017 ?2022c KeypointIntelligence17|The Global POD MarketPlacements 2017 vs. 2016?Max Production = 514engines?Heavy Production = 1,023units?High Production = 1,811units?Mid Production = 11,249units?39,718 units?Light Production =Heavy ProductionMid-ProductionLight ProductionOffice -Production OverlapPOD Global Production Print Forecast: 2017 ?2022