ブックタイトル東プロだよりNO398
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東プロだよりNO398
3No.398■2018東プロ秋季研修旅行報告11月10~11日にかけて、12名の参加者のもと東プロ秋季研修旅行が開催されました。今年度はGC四国創立50周年記念式典への参加と高知の歴史と文化を学ぶ研修旅行といたしました。初日は高知空港からバスで桂浜まで移動し、県立坂本龍馬記念館を見学。ここは今年4月にリニューアルされたばかりで展示内容も充実し、坂本龍馬に関する多くの資料とその功績が紹介されていました。限られた時間での見学でしたが、龍馬の「柔軟な発想」「世界に目を向けた見識」「果敢な行動力」など多くの刺激を与えてもらいました。小春日和の美しく晴れ渡った空のもと桂浜を散策。目に焼き付く印象的で本当に美しい景観でした。昼食は高知市内に入り、はりまや橋の近くで郷土料理を堪能。「はりまや橋」は想像以上にこぢんまりとした橋で、残念な観光スポットと言われているのも分かる気がします。高知城を見学の後、夕方からは今回のメインとなるGC四国創立50周年記念式典と祝賀会に参加。現在5社となってしまった四国の組合企業ですが、それぞれの会社が新しいことに果敢に取り組み、製版から抜け出し独自の道を開拓されていること、そしてその仲間たちが結束して今でも組合を守り続けていることを認識し、心の拠り所としての組合の意義を改めて考えさせられました。式典終了後は、それぞれが高知の夜を楽しまれたようですが、それにしても最後に食べた、分厚い塩で食べる「カツオのたたき」は本当に美味しかったです。2日目は、GC四国の主催するゴルフコンペ参加と高知市周辺の研修観光と2組に別れての行動となりました。研修観光組は高知市から西に位置する佐川町の上町地区を見学。銘酒・司牡丹の酒蔵の街として知られる上町地区は、漆喰に覆われた白壁の酒蔵や商家が立ち並び、江戸時代の風情を今も美しく残しています。江戸時代に酒造で栄えたこの町は、学問にも力を入れ、多くの文化人を輩出してきたそうです。その後、日本一の清流「仁淀ブルー」と謳われる仁淀川へ移動、名護屋・沈下橋から清らかな川の流れを眺めて汚れた心を浄化させ、伊野町・紙の博物館を見学。高知は日本三大和紙の「土佐和紙」の産地として知られています。製造工程と土佐和紙の歴史を学んだ後、実際に「紙漉き」体験をしてきました。私たちの商材としても「和紙」の価値を知る良い機会になったと思います。今回の研修旅行は、飛行機で遠方まで訪れるという最近にない企画となりましたが、地方の文化に触れいつもと違った旅行感を味わえた研修旅行であったと思います。来年以降も組合員の皆様が参加したくなる研修旅行を企画していきたいと思います。