ブックタイトル東プロだよりNO391

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概要

東プロだよりNO391

6 No.391業界情報 Industry information 平成29年度補正予算「ものづくり・商業・サービス経営力向上支援補助金」の公募がスタートしました。同補助金は、中小企業・小規模事業者において生産性向上に資する革新的サービス開発・試作品開発・生産プロセスの改善を行うため設備投資等の一部を支援するものです。 対象は、革新的サービスの創出・サービス提供プロセスの改善により3~5年で「付加価値額」年率3%及び「経常利益」年率1%の向上を達成できる計画であることと、革新的な試作品開発・生産プロセスの改善を行うことで3~5年で「付加価値額」年率3%及び「経常利益」年率1%の向上を達成できる計画。今回は、「企業間データ活用型」「一般型」「小規模型」の3つの分野で行われます。 「企業間データ活用型」は、複数の中小企業・小規模事業者が、事業者間でデータ・情報を共有し、連携体全体として新たな付加価値の創造や生産性の向上を図るプロジェクトを支援するもの。補助率は3分の2、補助上限は1,000万円。「一般型」は、革新的サービス開発・試作品開発・生産プロセスの改善に必要な設備投資等を支援するもの。補助率は2分の1(生産性向上特別措置法に基づく先端設備等導入計画の認定または経営革新計画の承認を取得して一定の要件を満たす場合、3分の2を補助する)、上限額は1,000万円。「小規模型」は、小規模な額で革新的なサービス開発・試作品開発・生産プロセスの改善、設備投資を伴わない試作開発などを支援するもの。補助率は小規模事業者が3分の2、その他2分の1、補助上限額は500万円。このほか、生産性向上に資する専門家を活用する場合は補助上限額30万円アップが可能。締切りは4月27日までです。 小石川にある印刷博物館では、3月24日から6月10日まで、館内のP&Pギャラリーで「進化するデジタル印刷-オンデマンド出版からバリアブル印刷まで-」を開催しています。会場では、新聞の号外やパーソナルカタログなどデジタル印刷ならではの事例だけでなく、図録やクリアファイルなどオフセット印刷が当たり前だった成果物まで様々な事例が紹介されています。デジタル印刷の市場は、小ロット化を背景に、最適なコストと生産を実現するものとして取り組まれたといえますが、パーソナルパッケージなどのプロモーションツールやパラパラ漫画メモ帳など新しい商材が誕生しており、デジタル印刷の新しい可能性を感じる内容での展示となっています。(印刷博物館http://www.printing-museum.org/)ものづくり補助金の公募始まる印刷博物館でデジタル印刷展開催