ブックタイトル東プロだよりNO384

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概要

東プロだよりNO384

3No.384■青樹会報告7月例会(7月28日)では、封入・梱包作業から発送業務までを請け負う『株式会社松谷メールサービス』様の会社見学をさせて頂きました。宛名印字に特化した印刷機や自動封入機、封入作業後の検品装置を見学させて頂き、手作業での封入時の注意点、検品方法、宅配便の賢い利用方法等をご教示頂きました。また8月例会(8月25日)は、GC東京理事を務める、森山正純さんの株式会社RUHIA・飲食事業部が経営する『凪 ワテラス店』にて、若葉会との合同納涼会を実施致しました。美味しいお蕎麦を頂きながら青年部同士の親睦を深め合いました。今回は墨田区菊川にある株式会社日光プロセス様にお邪魔してきました。日光プロセスは1953年に大阪で創業し、東京と大阪に事業所を構える老舗製版会社です。2年前の東京新工場開設を機に、本社を大阪から東京へ移転されました。広告代理店やデザイン会社を主なクライアントとして、品質と技術にこだわったサービスで多くのお客様から絶大なる信頼を勝ち取っています。もともと、ポスターなど目伸ばしの仕事が多かったことから、いち早く大判インクジェットプリンターを導入し、強みであるカラーマネジメント技術を生かしてインクジェットでも高品質な製品を提供することで、従来のインクジェットの悪いイメージを払拭させる事に成功し、さらにはインクジェッットだから可能となる『小ロット多ビジュアル化』を提案することで、大判印刷の新しいマーケットを作り出してこられました。今ではインクジェットプリンター事業が1つの大きな柱となるまで成長しているとの事です。新しく本社となった新社屋は、日光プロセスならではの特徴も満載でした。事務所フロア入口にあるゲストルームは、とてもラグジュアリーに溢れた他社とは一線を画すこだわりの空間となっていました。また、特筆すべきはお客様との打ち合わせで使われるミーティングルームや画像色調修正の現場では、顧客との環境光の違いに対応するため、天井には数種類の蛍光灯が設置されスイッチ1つで切り替えが出来るようになっています。このような1つ1つの取り組みに、品質へのこだわりが強く感じ取れます。今回取材に応じていただいた原田社長から「これからもモノづくりにこだわり続け、小ロットでも自社でしかできないモノを作っていきたい。そのために技術と品質にはこだわり続けていく。今回のリノベーションもその取り組みの一環である。」と力強くお話をいただきました。原田社長は25歳もの若さで社長に就任されてから、新しい取り組みにチャレンジされ「会社も最近の10年間で風土が変わってきている。営業からも新しい事業展開のための意見がどんどん出てくる風通しよい社風なった。」と同席いただいた向井取締役もお話をされていました。リノベーションによる会社の新しい成長を感じさせていただいた日光プロセス様でした。組合員企業紹介ここに注目!第2回 株式会社日光プロセス様