ブックタイトル東プロだよりNO379

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概要

東プロだよりNO379

6 No.379業界情報Industry informationPage2017開催ワークフロー活用で効率化へ日本印刷技術協会(JAGAT)主催のpage2017が、2月8日から10まで、サンシャインシティコンベンションセンターで開催しました。基調講演では、アメリカからロン・ジェイコブス氏を招いてマーケティングの最先端情報が解説されたほか、各種セミナーでは印刷ビジネスの具体的な提案が行われました。展示会では、受注から生産管理、ワークフロー、印刷、後加工まで自動化する各社の連携が多く見られ、印刷工程全体を繋ぐことで、効率化、省力化、生産性向上を実現するソリューションに注目が集まりました。市場ニーズが多品種化・小ロット化が進んでいることから、ジョブ数を増やしつつも利益率が上がるための仕組みづくりとして自動化を実現するワークフローが注目され、デジタル印刷と後加工による付加価値印刷やオフセット印刷とデジタル印刷のハイブリッド活用などの提案が多くみられました。プリプレスワークフローとしては、FFGS、SCREEN GP、日本アグフア・ゲバルト、コダックなどから提案。またホリゾンブースでは、SCREENGPとコニカミノルタが協業し、SCREEN GPのEQUIOSからコニカミノルタのAccurio Pressで表紙を印刷。Truepress Jet520 HDで出力した本文をホリゾンのSmart BindingSystemで製本する流れも披露され、100部以下の多品種小ロットの冊子・書籍印刷の効率化も提案されました。アグフアのでは、「:Apogee Suite10」を紹介。テンプレートを必要としない自動面付け機能を備え、ページと面付けを独立してRIP処理することで、混在するPDFのバージョン処理に対応します。FFGSでは、フルカラーデジタル印刷機の「富士ゼロックスVersant 180Press」とWeb to Printシステム「iAutolay Magic」、バリアブル印刷ソフト「Form Magic4」を組み合わせ、時間と場所に捉われない印刷物の受発注形態や、個別・最適化された印刷物の生産フローをプレゼンテーションで実演。XMFと連結し、オフセット印刷とデジタル印刷のハイブリッド活用を提案しました。