ブックタイトル東プロだよりNO378

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東プロだよりNO378

6 No.378業界情報Industry information受注支援サイト「ビジネスチャンス・ナビ2020」でオリンピック入札に参加東京都中小企業振興公社が進めている受発注取引の商談を支援するサイト「ビジネスチャンス・ナビ2020」が、公益財団法人東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会の入札手続きで活用されることが決まりました。これにより、平成29年4月以降、オリンピック組織委員会の入札手続きは、原則として同サイトが活用される予定で、案件の公表から落札者の決定まで、一貫して実施することになります。そのため、オリンピック組織委員会との取引を希望する事業者が入札に参加するためには、「ビジネスチャンス・ナビ2020」への事前登録(無料)が必要になります。逆にいうと、これまでオリンピック関連の案件内容については、大手広告会社が受注するイメージが強く、一般の企業、特に中小企業にとって関係のない市場と思われていたのですが、同サイトへ登録することで入札への参加や、案件によっては落札も可能になるということです。「ビジネスチャンス・ナビ2020」は、官民の調達情報を一元的に集約した情報ポータルサイトとして、平成28年4月から運用が開始されました。いわゆる東京都の電子入札サイトといえますが、これまで東京都は、電子入札や官公需、大口案件発注に関する産業課題に力を入れてこなかったという印象でした。しかし同サイトは、“オリンピック”という大きなビジネステーマを利用して、透明性のある、企業規模に捉われないビジネスマッチングを可能にする電子入札のあり方をスタートさせたといえます。サイト内では、官公庁の入札案件と民間企業による調達案件も登録されています。スタートしてから約8ヶ月でユーザー登録企業は1万件を突破(1月時点で11,967件)し、案件数は1月23日時点で、官公庁入札案件1,155件、民間発注案件159件に上ります。サイト内で案件を探す場合、キーワード検索機能が付いており、「印刷」「プリント」など簡単なキーワードや、「報告書」「ポスター」「DM」といった得意な印刷物メニューで検索してもよいと思います。“おためし検索”もあるので、一度、閲覧してみてはいかがでしょうか。【ビジネスチャンス・ナビ2020】https://www.sekai2020.tokyo/bcn/