ブックタイトル東プロだよりNO364

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概要

東プロだよりNO364

6 No.364業界情報 Industry information総務省の「平成27年版 情報通信白書」によると、平成25年のICT産業の市場規模は82.2兆円(実質国内総生産額は前年比1.6%増加の98.1兆円)で、全産業の8.7%を占めるまでに拡大し、全産業の中でも最大規模の産業に成長しました。ICT産業の市場は、平成12年から平成19年まで、ほぼ横ばいで推移していたのが、リーマンショック時の平成21年には大きく落ち込みをみせたものの、平成25年はわずかではありますが増加に転じています。情報通信機器の普及状況は、平成26年末で「携帯電話・PHS」が94.6%、「パソコン」の世帯普及率は78.0%です。「携帯電話・PHS」の内、「スマートフォン」は64.2%で急速に普及が進んでいます。インターネットの平均利用時間については、全年代経年で見るとパソコンが微減傾向、モバイルが増加傾向にあります。平成24年の平日で比較すると、平成24年にパソコン34.9分、モバイル37.6分が、平成26年には30.9分と50.5分となり、差が拡大しています。年代別では10代・20代のモバイルネット利用の長さが突出し、全年代の約2倍の長さになっています。経年では、スマートフォン利用者の割合が増えたことでモバイルネット利用が多くの年代で増加した結果となっています。一方、企業におけるクラウドサービスの滋養実態については、利用している企業は38.7%でした。産業別では「金融・保険業」が6割近く、資本金規模別では資本金50億円以上企業では7割を超えています。利用目的はは、「ファイル保管・データ共有」46.3%で最も高く、「電子メール」44.4%、「サーバー利用」39.9%でした。日本印刷技術協会(JAGAT)は、「印刷白書2015」を発刊しました。今回は、第1部「特集 マーケティング発想によるデジタルメディアビジネス」、 第2部「印刷産業の動向」「技術トレンド」「関連産業の動向」、 第3部「印刷産業の経営課題」で構成。特に第1部の特集では、「マーケティング発想によるデジタルメディアビジネス」をテーマとし、ジョー・ウェブ博士の著書『未来を創る』をベースに、マーケティングオートメーションを始めとするデジタルマーケティングの課題に取り組んでいます。ICT産業は80兆円超える市場に総務省「情報通信白書刷」かJAGATが「印刷白書2015」発刊デジタルメディアビジネスを特集定価:9,167円(+税)JAGAT会員価格:7,685円(+税)電話:03-3384-3111