ブックタイトル東プロだよりNO358
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東プロだよりNO358
6 No.358業界情報 Industry information メッセ・デュセルドルフ・ジャパンの発表によると、ドイツで開催される国際印刷機材展「drupa」の開催周期に関して、drupa実行委員会(2月10日開催)では、2016年以降、これまでの4年から3年へ変更することを正式決定したということです。変更経緯について、drupa実行委員会のC.ボルツァ=シューネマン会長(KBA社会長)は、インターネットやデジタル技術の影響で印刷過程は急激に変わり、新たな応用やソリューションが求められると共に、新たなビジネス分野を開拓してきていること、3D印刷、プリンテッドエレクトロニクス、機能性印刷など革新的な技術に関心が集まっているなどの潮流があり、「顧客にとって大事なことは、最新技術の全体像を掴み、新たなビジネスモデルやソリューションに対する発想や刺激を得ることだ。これを提供できるdrupaの開催周期が3年へと変わることは、自然な流れ」としています。 この動きに対応して、日本の印刷機材団体協議会でも、これまで2年毎に国内で交互開催してきた印刷機材展「IGAS」と「JGAS」について、2015年以降はJGASを中止し、IGASを3年周期で開催すると発表しました。これにより、次回のIGASは2018年の開催となります。 これまでは、ドイツのdrupa、アメリカのPRINT、イギリスのIPEX、日本のIGASが、世界4大印刷機材展としてそれぞれ役割を担い4年毎の開催としてきました。しかし昨今の、急激な技術革新やメディアの変化という観点から、変化の時代を反映した展示会への対応が背景にあります。 加えて日本では、2020年の東京オリンピック・パラリンピック開催が決まっていることから、従来周期での開催は会場手配が困難になるといった課題も浮上しているなどのタイミングにありました。IGAS開催の周期を変更するにあたり日印機材協では、「今後、アジアにおけるプレゼンスを高め、これまで以上に顧客視点に立った革新的なIGASを創造していく」としています。 なお今年は「IGAS2015」が9月11日から16日まで、東京ビッグサイト東棟で開催されます。注目されたHPブースdrupa2012話題となったランダ独・drupa開催周期が3年IGASの開催周期も変更へ