ブックタイトル東プロだよりNO357
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東プロだよりNO357
6 No.357業界情報 Industry informationpage2015に6万8,000人が来場印刷ビジネスの可能性を提案 日本印刷技術協会(JAGAT)主催のpage2015が2月4日から6日まで、サンシャインシティコンベンションセンターで開催され、会場には6万7,990人が来場しました。 会期中は、新しい印刷ビジネスの可能性やインバウンドへの取組み、デジタル印刷ビジネス、ワークフローやWeb to Printなど、多様なカンファレンスも行われましたが、展示会では効率化、高付加価値化、あるいは変化に対応する様々な技術が提案されました。 トレンドの一つに「自動化」があります。これは、市場縮小、品種小ロット化、価格の高騰と価格競争という環境下でも、受発注の仕組みや入稿・校正のやり取り、スムーズな生産ワークフローの構築などを自動化し、効率化することで、従来通りの企業規模で、新しい印刷開拓が可能となると考えられるからです。生産ワークフローの効率化に向けては、富士フイルムグローバルグラフィックシステムズ、日本アグフア・ゲバルト、SCREEN、コダック、キヤノン、ホリゾンなどが提案していました。 また、本格的なビジネスモデルの登場を予感させるデジタル印刷システムの分野では、富士ゼロックスのVersantのゴールド・シルバーインキ対応や、リコーのRICOH Pro C7110のホワイト及びクリアトナー対応など特殊効果を狙った新製品も登場。理想科学工業やコニカミノルタなどでは封筒印刷や、インラインの後加工による冊子制作、キヤノンマーケティングジャパンとホリゾンブースでは、デジタル印刷機と製本システムとワークフローで連携したオンデマンド出版を実演しました。特に今回は、竹尾やシオザワなどがデジタル印刷機に対応する資材を紹介しました。 プリプレスの領域では、平台校正機やDDCPの生産終了という流れを受けて、検版・校正ソリューションも各社から提案されました。新製品は、コムテックスが両面同時プリントの校正機、コニカミノルタのインクジェットプルーフコントローラ、ナビタスソリューションズの校正・刷り出し検版システム、SCREENの紙器本機校正用のインクジェットプルーフソリューション、オーシャンテクノロジーのプルーファー、ジーティービーのプルーフ出力ソフトなどです。なおインクジェットプルーファーに関しては、品質も向上してきており、導入も進んでいますが、網点確認ができない点が課題となっています。そうした中、ジーティービーが出展していた「RealDotProofer for 1450GA」はトナー特性もベタ濃度調整とトーンカーブで制御し、再現性の高い網点を出力。カラー置き換え機能により、網点を保ったまま特色をCMYK疑似色で再現するというものでした。富士フイルムグローバルグラフィックシステムズSCREENオーシャンンテクノロジー