ブックタイトル東プロだよりNO350

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概要

東プロだよりNO350

6 No.350業界情報 Industry information 印刷技術におけるデジタル化の影響は、長尺あるいは輪転印刷の市場にも登場してきています。輪転デジタル印刷機として注目されたシステムといえば、東京機械製作所JETLEADER(ジェットリーダー)があります。同機は、2012年から米国のウォールストリートジャーナル・アジア版の一部を印刷することになったということで話題を呼びました。デジタル印刷機を採用することで、輸送の関係で夕方配布していた関西分の約1,000部が朝刊と同時間帯で配布可能になったということでした。 今年に入ってからは、朝日新聞社もデジタル印刷機の導入を考えていることを表明しており、3月には静岡新聞グループのハワイ新報社にデジタル印刷機が導入されました。多ページカラー印刷への対応や、読者及び広告主へのサービス向上、新媒体の開発、受託印刷などに取り組んでいく方針です。 なお富士ゼロックスから長尺に対応するデジタル印刷機「Versant2100Press(バーサント2100プレス)」が、コダックでは商品・出版市場向けとして輪転デジタル印刷機の新製品「Kodak Prosper6000プレス」が発表されています。こうしたデジタル機だけでなく、オフ輪にインクジェットヘッドを載せてバリアブル印刷する取り組みも普及しつつあり、「くじ付きチラシ」など1部ずつ異なるチラシの制作をサービスする企業などが登場しています。実際、3月には中日スポーツの創刊60周年記念号が1部毎に異なる紙面作りをして注目されました。 新聞の発行部数減少への対応、メディアとしての価値向上といった課題へ対応する動きとして注目されていいます。新聞やチラシの多品種・小ロット化がどこまで進むかは不透明ですが、生活に密着したメディアの特長を生かした新しい価値創造が求められています。 国内最大のラベル専門イベント「ラベルフォーラムジャパン2014」が7月22日と23日、東京国際フォーラムで開催されます。最新のラベル業界の動向が紹介されるイベントであり、コンバーティング機材や印刷会社で製造されている画期的なラベル・パッケージ商品も展示されます。またラベル市場について、ラベルデザインのトレンド、インクジェットヘッドテクノロジーなど関連する多様なテーマのコンファレンスも行われます。●http://www.labelforum.jp輪転・長尺印刷にもデジタル印刷技術が浸透ラベルフォーラムジャパン20147月22・23日、東京国際フォーラム写真上/ WEBサイト 写真下/パンフレット