ブックタイトル東プロだよりNO346

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概要

東プロだよりNO346

No.346 5■その他業界関係のセミナーサプライ(消耗品)市場コンファレンス 2014日 時 3月13日(木) 9:50~17:40(受付9:20~) 場 所 東京コンファレンスセンター・品川参加費 79,800円 定 員 40人 株式会社インフォトレンズ主催の「サプライ(消耗品)市場コンファレス2014」が、3月13日、JR品川駅前の東京コンファレンスセンター・品川で開催します。 現在のサプライ市場は、MPS(マネージドプリントサービス)、環境対応、ドキュメントワークフローの自動化等によりプリントボリュームの減少傾向が見られる一方、プロダクションカラーの中でもインクジェット市場は成長を続けております。コンファレンスでは、市場全体を把握し、最新トレンドを掴み、勝機が何処にあるかを分析し、いかに将来の可能性を見出すかを探っていきます。■問合先・詳細 ㈱インフォトレンズ 電話03-5475-2663 http://www.infotrends.co.jp/cf/cs/ ㈱矢野経済研究所は、国内のデジタル印刷市場の調査をまとめた「デジタル印刷市場に関する調査結果2013」を発表しています。それによると、2012年度のデジタル印刷市場規模(売上高)は、前年度比5.1%増の2,818億円でした。これは、震災関連の需要が増加し、これが市場規模を押し上げた大きな要因となったとしています。なお2013年度のデジタル印刷市場規模は2,900億円で、前年度比2.9%増の見込みであり、2014年度の同市場は前年度比1.2%増の2,935億円になると予測しています。 印刷業界全体は、外部環境悪化に加え、ITメディアの成長により、引き続き紙媒体の相対的な価値低下も顕在化しました。その中でデジタル印刷は、「ショートラン(小ロット・短納期)」「オンデマンド」「バリアブル」といった従来の印刷サービスを補完するメリットを持つ他、IT 技術や付帯サービスを組み合わせることで新サービスの創造を可能にするなどソリューションビジネスとしての可能性に対する期待が大きい、としています。こうした中、大手印刷企業を中心に従来型のDPS(データプリントサービス)よりも受託業務内容を拡大したBPO(ビジネスプロセスアウトソーシング)サービスの実績が増加傾向にあります。またカタログ・パンフレットや教材、マニュアル、POPなどの品目におけるショートラン印刷においても、デジタル印刷単体ではなく、オフセット印刷案件やその周辺サービス、またはそれらにIT 技術を付加させた複合的な提案をすることで、顧客の業務をワンストップで請け負い、自社の売上拡大に繋げている印刷事業者が増加していると報告されています。矢野経済研究所「デジタル印刷市場に関する調査結果2013」から堅調に推移するデジタル印刷市場デジタル印刷市場規模推移と予測2007年度2008年度2009年度2010年度2011年度2012年度2013年度(見)2014年度(予)(矢野経済研究所推計)注1:事業者売上高ベース 注2:(見)は見込み値、(予)は予測値注3:商業用デジタル印刷機で印刷された印刷物、及び印刷サービスで構成された市場を指し、印刷業を主な事業として  展開している事業者を対象とする。有版の印刷機による印刷物、及び印刷サービスは含まない。350,000300,000250,000200,000150,000100,00050,0000(百万円)Columnコラム